復興の道半ば

宮城県気仙沼市鹿折地区
一ヶ月前に友人の家から撮った写真です。
今、この周りには、数件の家が建っているだけです。
もはや震災から1年9ヶ月が経とうとしているのに、いまだこういう状況です。
海から近いこの地域は、5メートルの嵩上げ指定区域で、
今後ここに大量の土砂が持ち込まれ、嵩上げが行われる予定です。
「まだまだこれから・・。」などという言葉が、とても的外れな言葉のように感じられ
空虚な気持ちでいっぱいになってしまいます。
電気は通っているものの、街燈もなく夜は真っ暗。
交差点に目印がない為、1000回も2000回も通ったことがあるはずの道に、迷ってしまいます。
進むべき道を照らしてくれるはずの方々は、自分の足元を照らすのが精一杯。
国民の代表となる資質を持たない人たちが、国民の為に!と声高々に叫んでも、
国民の心には全く響かない。
立候補予定者がFACEBOOKで友達申請をしてくるって言うのは、どうなんだ?
とりあえず選挙には行こう。
政党にこだわらず、自分の意見をしっかりと持ち、発言し、行動できる人間。
いるかどうか分からないが、いることを願わずにはいられない。
http://www.judge-acc.com
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